フランス食文化ツアー
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BIO オーガニック食材を使った試食会<青山イタリアン>

1月28日 青山のイタリアンレストラン「エノテカ リヴァデリ エトゥルスキ」において、イタリアや日本のBIO食材を使った食事会が行われました。
レストラン事業のほかにビオロジコというBIOの食材輸入を開始され、様々な食材を使っての試食会でした。

イタリアのマントヴァの企業サルミフィーチョ・ペドラッツォーリ社のセールスマネジャーエリーザ・パエドラッツォーリ氏が来日され、映像と説明を伺いました。
1951年創業のハムやサラミなどの肉加工品のトップメーカーであるとともに1996年からオーガニックの生産を行い、イタリア初のオーガニック生産を行ったメーカーでもあります。

広大な農場でゆったりと飼育された豚はオーガニック飼料のみで飼育され、敷地内の草<オーガニック>自由に食べ、万が一、病気になっても自然療法で治癒するそうです。

製品に関しては、極力保存料を使用せず、使うのはほんの一部のみ。
オーガニックを摂取することは私たち、人間だけでなく環境にも良いという興味深いお話でした。

お料理は生ハムやサラミはもちろんのこと、メインの豚肉はこの日のためにイタリアから特別に空輸されたそうです。
野菜は日本の有機野菜、デザートのレモンはノーワックスの無農薬レモン。
宝韶寿<ほうしょうじゅ>という瀬戸内海産のレモン。
食後に出されたコーヒーやチョコレートもオーガニックでした。

シェフのヴィットーリオ・コッキ氏の料理を堪能しました。

レストラン・エノテカ・・リヴァデリ・エトゥルスキ社長の中村氏とシェフのビットリーオ・コッキ氏

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前菜のオーガニック生ハムやサラミとニヨッコフリット<揚げパン>
肉の深みや旨味を感じ、塩加減もよく本当においしい生ハムやサラミ、ハムです。

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パスタはオーガニックのヒヨコマメの粉を使ったパスタ キオッチョレでズッキーニや干し鱈入り。

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メインはこの日のために空輸された豚肉でキャセロール煮込みとローストポーク
豚肉というよりも、仔牛のような美味しさ!
付け合せのマッシュポテトはサフランの香りがして軽やかでした。添えられた菜の花も有機野菜。
ソテーにはモスラルダ<辛みのあるジャム>をつけていただきます。

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デザートは宝韶寿レモンを使ったレモンタルト。タルトはバターの良い香りがし、甘酸っぱいレモンクリームのうえには焼きメレンゲがのってふわふわとろーり。

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このほか、食後のコーヒーに添えられたチョコレートはシチリアのサバディ社のオーガニックチョコレートでした。サクサクとした初めての食感とほろ苦くすっきりとした後味、スパイシーなカカオの香りが」絶妙でした。
このチョコレートはショージ・クルーニーがベニスで結婚式を挙げたときに引き出物として配られたそうです。
チョコレートはリストランテ・エノテカ・リヴァデリエトゥルスキナプレで購入可能です。

FOOD&DECO料理教室でもビオロジコのオーガニック食材を使いたいと思っています。
また、リストランテ・リヴァデリ・エトゥルスキでBIO食材を使った食事会を行う予定です。

 

 

2015年1月28日