フランス食文化ツアー
FOOD & DECO 料理・テーブルコーディネート・和の伝統とテーブル

日常を愉しむための料理、テーブルコーディネート、和の行事とマナー

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庭の収穫と6月のフランス菓子

今月、さくらんぼを収穫しました。
品種はなんと「砂糖錦」!
昨年までは1個、3個などでしたが、今年は50個くらい実り、収穫できる高さのさくらんぼを取り、さっそく味見。
甘くて売られている砂糖錦そのもの。
残念なことに高いところのさくらんぼは真っ赤で大きくておいしそう!
鳥たちも食べずにそのままでしたが、私もあきらめて収穫したものだけ味わいました。

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6月の南フランス伝統菓子
6月に南フランス(プロヴァンスやマルセイユ)に行くとコロンビエというお菓子に出会うチャンスがあります。
教会由来のお菓子なので、一年中食べられるわけではなく、復活祭から数えて7週目に食べられるもの。
この日はフランスにおいて、「教会設立の日」となっています。
3年前にプロヴァンスを訪れて様々な「コロンビエ」見かけをました。
お店ごとにデザインは違いますが、使われる材料は同じ。
プロヴァンス特産のフルーツのシロップ漬け、アーモンド、アーモンドから作られるマジパンでできています。
面白いのは中に必ず鳩のおもちゃが入っていること。
このを当てた人は1年以内に幸せな結婚をするという言い伝えがあります。
教室ではこのお菓子を作って皆様と楽しみました。
ほとんど小麦粉は入らず、ローマジパンで作り、カリカリにローストしたアーモンドを張り付けました。
のっているはフランスで食べたときに持ち帰ったもの。
プラスティックなので一緒に焼かずに上にのせました。
テーブルクロスは花や蝶などがとても良い色で描かれた紙製のもの。
日常を楽しむ小物が多いのもプロヴァンスの魅力です。

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2014年6月21日